湯川さんは昭和22年和師範卒業後和歌山市などで教職に就き、砂山小学校長を最後に退職。その後、同市史編纂委員などを務めました。昨年11月には地域の隠れた歴史を紹介する「歴史のこぼれ話ー2 紀伊の里のあれこれ」を発行しました。 同書は、平成17年に出した「和歌山市・紀伊地区 歴史のこぼれ話」の第2弾です。紀伊地区の広報誌に連載した記事などをまとめた物です。紀ノ川や地元の小学校などにまつわる興味深いエピソードが満載で、湯川さんは「歴史は、大きな流れの裏に人々の喜怒哀楽が隠れているのが面白い、この本でそれを感じてほしい」とコメントしています。 同書は、紀伊地区公民館や県立・市立図書館等に置いてもらう予定とのことです。 なお、本会の紀学文庫(和大図書館内)には第1弾の「歴史のこぼれ話」は収録してありますので、第2弾も近く寄贈していただけるものと思われます。 |