水本 光氏が 第22回「短歌現代」歌人賞を受賞されました。 (水本氏は、昭和30年和歌山大学学芸学部卒業。現在、紀学同窓会監事)
■授賞作品 「残照の野に」 30首から3首 冬晴れの日差しに照りて桃の木の樹幹つやめく一刻のあり 鍬先に掘り起こされて上を向く蜥蜴しばらく悴(かじか)みしまま ひと冬の仕事終へたる安らぎを妻と語りつつ春キャベツ抱く
更に、平成23年5月14日に開催された和歌山県歌人クラブ春季大会に於いて、2度目の知事賞を受賞。
■授賞作品 一日の疲れを癒すかたちしてわが地下足袋は納屋の壁際
水本氏は作歌活動だけでなく、平成23年度朝日新聞和歌山版短歌コーナーの選者を務められ、短歌を広め、深めることにも活躍されています。
(報告者:17期 榎本紀子) |