晩秋の候、和大OBの皆様方におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 去る10月27日(日)、「ホテル アバローム紀の国」において、和歌山大学軟式庭球部合同同窓会が行われました。 参加者は13期(S40・3卒)〜20期(S47・3卒)で35名の出席がありました。 東は愛知、西は兵庫・徳島よりの出席があり、ほとんどが大阪周辺関西地方の参加者でありました。内訳は、経済学部22名、教育学部(学芸学部)13名でありました。 また、男女別では、男性が29名、女性は6名でした。 同期においては、それぞれ連絡を取り合い、ゴルフをしたり、食事会をしたりと旧交を温めてはいますが、このような合同同窓会は今回で3度目になります。 最初の会(H21年)が大変好評で、「二年に一度実施しよう。」ということで今回の実施となりました。幹事は16期生が持ってくれました。 卒業以来半世紀近く経過している方もおられます。出席者のお顔を伺っていますとそれまでの生きてきた歴史が刻まれています。社会の第一戦で活躍された様子が察せられます。 参加者の話を総合すると、「何とか今まで元気におられたのは、『4年間必死に汗を流してテニスをしたから。』社会でがんばれたのも『クラブのおかげ。』」というお話でありました。 学生時代、「奥山の根上がり松」の下のテニスコートで共に汗を流した「あの顔・この顔」。ほとんどの人は、頭髪は薄く白くなっていますが学生時代そのままの面影が残っています。自己紹介がなくても「あの人は誰」とすぐにわかります。 幹事(16期生)の進行に基づいて、始終和やかに歓談(食事)が行われました。 午後4時に始まった会は、時の経つのも「あっ」という間に4時間が経過しました 予定された時間も束の間、寮歌「花の霞に」、部歌「みどりの歌」の合唱後エールでしめくくりました。 翌日は、9名の者がゴルフをして1日を過ごし、2年後を約束して散会となりました。 「共に汗を流し、4年間を過ごした仲間」。和大に行き、軟式庭球部で良き友に出会えたことに感謝し、余生を有効に活用していきたいと存じる次第です。 以上、和大第3回軟式庭球部合同同窓会の模様を報告し、同時に「我が『和歌山大学』の今後の発展」を祈念致します。 文責 17期 (教育) 東田 博之
<短歌> 奥山に響きてゐたるボールの音同窓会によみがへりくる
炎天のテニスコートの練習に声出し合つた日のなつかしく
軟庭のクラブ続けし褒美とすあれから五十年今日あることを
16期 田端 康子 |